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春の訪れと紙もの
月曜は私の安息日です。

この日は目覚ましをかけないで起き、
好きな音楽を聴き、
必要最低限の事務処理や連絡を済ませた後で
気ままに過ごします。

時に、人に会うために出かけたり、
食品や日用品ではない、気になっていたものを
買いに行ったりします。

銀行やコンビニで用を済ませたりするのが
とてもおっくうなたちで、
いつも延び延びになってしまい、
気がつくと、払い込み期限ぎりぎりになった公共料金を
あせって払いに寄ることもあります。

雑事がホント多いです。
生活することは、雑事の連続ですね。


さて、きょうは朝から雨。
穏やかな雨です。

2月は、ひと雨ごとに
春の足音が近づいてくる予感・・

冬枯れた風景にも飽きて、
何か優しい手触りや色合いを
心が求めています。

古い領収書と植物画は
そんな時季にふさわしい
紙ものではないかしら。と、思ったので
紹介します。

1867年のアメリカの領収書

3点とも1867年の領収書です。
場所はアメリカのニューヨーク。
ペンの手書き文字でサラサラとサインしてあります。
その文字の美しいこと!

アメリカのニューヨークの領収書

日本語では流麗な文字に対して
「水茎の跡もうるわしい」という表現がありますが、
この字は、まさにその英語版として使えそうなほど。
カリグラフィーの文字にできそうですね。

19世紀後半のアメリカの領収書

額面金額は$137、$82、$417です。
当時のレートはよくわかりませんが、
いずれにしろ、かなりの大金と思われます。

19世紀後半の大都会で、
金銭の授受を通じて
人々が確かに暮らしていたことを
領収書は物語っています。

ボタニカルプリント

春といえば、花の季節ですね。
これから、いろんな花が次々に咲いていくのは
すっごく楽しみ!
ワクワクします。

写真はマメ科とバラ科の図鑑からとった
ボタニカルプリントです。

1899年のロンドンのボタニカルプリント

クローバーやエンドウ、プラム、ワイルドチェリーなどの
イギリスの花々が描かれ、
見ていて飽きません。

こちらは1899年、ロンドンでの出版です。

きなり色の紙の風合いと印刷された彩色が
遥かな時代を伝えていて、
心なごみ、引かれるアイテムです。
by daisystore | 入荷情報 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0)
ピンクのシャンデリア
最近入荷したフランスのシャンデリアです。

フランスのピンクのシャンデリア

アイアンのベースラインに沿ってピンクのビーズが渡り、
オパリングラス(オパールのような乳白色状のガラス)と
クリアなクリスタルグラスがドロップしている
フランスならではの
それはそれは優雅なシャンデリアです。

50年代以前のもので、
ピンクの色も程よく抑えた上品な色味。

フランスのピンクのシャンデリア

甘さのあるフェミニンな雰囲気は、
おうちの中で一番のお気に入りの場所に付けて
うっとりと眺めたいですね。

フランスのピンクのシャンデリア

照明は長い間付き合っていくもの。
本当に気に入ったものを選ばないと
飽きがきてしまいます。

身の回りのものは、
時間(とお金も!)をかけて
よく吟味したものをそろえていくのが
これからの時代に合っていると思います。

花のように美しい
ピンクのシャンデリア。

あなたのおうちに咲かせてください。
by daisystore | 入荷情報 | 20:30 | comments(2) | trackbacks(0)
バック to ザ・イベント
エコハウスさんを会場にお借りしたイベント
クローバー雑貨店」が無事終わって、
はや1週間がたちました。

あれこれ目先のことをしているうちに
お店での通常営業が始まり、
ディスプレイ替えなどに気をとられて
なかなか更新できませんでした。

会場にお見えになれなかったお客様から
「どんなだったん?」と聞かれることもあり、
ここらできちんとご報告を
したいと思います。

本当に寒い中でのイベントでした。
時々「風花」が散る時間帯もありました。
にもかかわらず、
多くのお客様が足を運んでくださいました。

心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。

しばらく活動を休止していたcoharaさんの作品は
おかげさまで好評でした。
ファンの方から温かいお言葉も掛けていただきました。
本人もとてもうれしかったと思います。

coharaさんコサージュ

本人いわく「濃い〜タイプ」のコサージュ。Daisy Storeで3月末まで展示販売


こちらはラッピングした状態です。
白黒ストライプのものは、なんとパスタ。
そう、イカ墨入りです。

coharaさんラッピング

お客様にたずねられるたびに
律儀に「これは平翠軒で買ったイタリアのパスタで
1500円です」と答えていました。

「どんな味がするのか食べてみたい」と言ったら
私に2個くれました。
後日、彼女は店に来て
ラッピングに使えなかった欠けや割れのある
選りすぐりのB品をくれた!

あんがとよ。

それはさておき、
あの人見知りのcoharaが
今回は、随分とリラックスして
楽しそうだったのが印象に残っています。

おそらく、テキパキmamyuさんと
おっとりマッピーに助けられて、
あまり緊張せずに過ごせたのがよかったのかな。

私はというと
例のムチ打ちで、ホント役に立たずじまい。
coharaは搬入・搬出、飾りつけ、後片付けと
獅子奮迅のサポートで
懸命に私を助けてくれました。

うるうる。

ありがとね。

その後、打ち上げの食事会を
カフェ・ニコでしました。

あいにくmamyuさんは、
carres(カレ)さんへいく用事が出来て
合流できなかったけど、
私たちはマー君も交えて盛り上がり
すっごく楽しい時間を過ごすことができました。

みんなが
「すんごく楽しかったー」と言ってくれたのが
私も「すんごく」うれしかった。

みんなと、また一つ近くなれた気がしました。
by daisystore | イベント | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0)
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